~「鏡像交換」を抜け出し、「実像交換」へ至る道を探る
10月号『十種神宝とヌーソロジー パート1』…その成果を継承して開催された2023オンライン講演第4弾は、半田広宣さん自ら録画視聴して下さり「日本人全員が聴いた方がいいと思う内容」とまで評価して頂いた。
それにしても驚くべきは「十種神宝」と「ヌーソロジー」のシンクロ率の高さである。理解が進むほどに驚きを隠せないのだが、こういうシンクロは実に良い兆しである。両者が共に人類共通の奥深い真理に通じていることを示している。カバラなどと同じく、とてつもなく深い領域にタッチしているのだろう…そこでは全てが繋がっているのだ。
十種神宝がヌーソロジーを証し、ヌーソロジーが十種神宝を証している。その領域へとさらに誘うべく、このパート2ではより丁寧な解説が成されている。少しずつ角度を変えながら対象に迫る…複数の衛星からの情報により自己の位置を正確に知るGPSの如く、統心レクチャーは手を変え品を変えながら真相を探って行く。
十種神宝は「2枚鏡」により始まる。これがヌーソロジーの「自己他者」宇宙論とダイレクトに結びつく。そしてこの鏡構造は「鏡像交換」という人間の転倒状態をもたらしている。「顔」も「肉体」も「見られる側」の空間に所属している。その差異が見えず、それを自分だと誤認識するところに意識の転倒が起きる…人間型ゲシュタルトだ。これを諸悪の根源と看破したのがヌーソロジー。
だがヌーソロジーは善悪論や道徳論ではない。認識の転倒を是正する為の空間構造論である。「鏡像交換」は結果世界に生じている現象に過ぎず、原因世界においてはその真逆の構造になっているハズだ。それが「実像交換」。無意識の根底で蠢くこの構造にまで認識が到達することが目下、「顕在化のゴール」となる。
この考察の一端をサロン番組「シリウス談義」で少し披露したが、広宣さんからも「そこの捻れ(実像交換)が見えると最高。そしたらもう変換人完成!」とお墨付きを頂いた。この方向性で間違いナイッ。
まだまだ拙い考察ではあるが、少しずつ「実像交換」の解像度は上がってきている。この回では特に西田幾多郎の「私と汝」、メルロ・ポンティの「奥行き」論が解説に深みを増している。そしてこの探索はこれからも続く…。
ぜひあなたもこの領域に同参して頂きたい…「人類が神を見る日」はもう近いのだから。
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鄭 美世子 (火曜日, 26 12月 2023 06:08)
2023年11月号
オンライン視聴版
十種の神宝とヌーソロジー
パート2版希望します
宜しくお願いします�