5/14(日) 2023統心オンライン講演会 第2弾!

2023 川瀬統心オンライン講演会 第2弾

日時:5/14(日) 14:00~18:00

方法:ズーム・ウェビナー

費用:3300円(税込)

※オンデマンドで後日視聴もできます。

※当日参加された方も、後から何度でもオンデマンド視聴ができます(約1ヶ月)。

 

《お申込みはこちらから》

 

関西ヌーソロジー研究会主宰

武蔵野学院大学ヌーソロジー研究所 特任研究員

 

ヌーソロジー研究家であり内在探求者

自分教ガイド・川瀬統心によるオンライン講演

 

2023年 ψ11「定質」の顕在化シリーズ 第2弾

 

テーマ:「二人のわたし」が「共働」する時代

~ AI時代に対抗し、内的テクノロジーを実装せよ ~

 

●第3次AIブームの頂点として、ChatGPTが出現

 

2023年に入り、対話型人工知能「ChatGPT」が世間を騒がせています。

 

確かに過去、「AI(人工知能)ブーム」と言われるものは何度かありました。チェスや数学の定理証明など、特定の問題に対して解を提示できるようになった第1次AIブーム(1950~1960)。専門分野の知識を大量に取り込み推論を行うことで「専門家」の様に振る舞うことができるようになった第2次AIブーム(1980~1990)。

 

しかしながら、これら2度のAIブームはそれぞれ限界を露呈することで人々の期待が低下し、急速に冷めていきました。

 

現在は第3次AIブームと呼ばれ、2000年代半ばから始まったものとされています。

 

この第3次AIブームは、前提条件からして過去のブームとは一線を画しています。

 

1)コンピュータの性能が圧倒的に飛躍

 

2)「機械学習」(コンピュータに自分で学習させる)という新しい枠組みへの転換

 

3)市場の受け入れ準備完了~老若男女がみな「スマホ」という高性能コンピュータを手にした

 

これらを前提として、第3次ブームの頂点とも言える「対話型人工知能」が遂にその姿を現し始めた・・・それが2023年現在の状況なのです。

 

もちろんChatGPTにはまだまだ未熟な点が多く、大騒ぎするほどの事はないという声も聞かれます。

 

しかし天才達によって日夜改良が重ねられ、そこに莫大な投資が集中し、かつ「機械学習」ならではの「自己改良」が休まず続けられていることを考えると、この先ほどなくしてAIが人類史に対して「革命的」な出来事をもたらすことは間違いないでしょう。

 

その様な「大変革」の時代に突入するにあたり、何の準備もなしで果たして良いのでしょうか。

 

私たちが言う準備とは、AIについて学ぶとか積極的に使いこなそうとか、そんな世知辛い事ではありません。

 

そういう「対処療法」的なものではなく、もっと根源的なものです。それは何か?

 

それが「内的テクノロジー」としてのヌーソロジーを実装せよ・・・なのです。

 

 

●オコツトの警告~コンピュータとの主従関係が逆転?

 

この先、対話型人工知能が進化を続ければ、恐らくは『ドラえもん』の様なAI(AGI=汎用型人工知能)が出現することになるでしょう。

 

しかしヌーソロジー的見地から言えば、AIが『ドラえもん』の様な「心」(人間の様な心)を持ち合わせるということは全くあり得ません。

 

ですが問題はその点ではなく、「人間の心のように見えるもの」が出現してくるということです。

 

これは何を意味するか。

 

間違いなく、現在の人間のままだと「主従関係」が逆転することになるでしょう。

 

私が言いたいのは、「AIが人間を支配する」とか「ロボットが人間に反逆する」などというSFチックなお伽噺のことではありません。

 

そうではなく、AIへの「依存」と、そこから始まる「霊性の喪失」です。

 

オコツトはこう言っています。

 

「コンピュータ側を主としてしまうと付帯質の対化の関係性が反転し、精神進化を完全に失ってしまいます。」(『2013:シリウス革命』p74)

 

 

AIが便利になればなるほど、人間は必ずそれに依存することになります。それは過去に登場したテクノロジーを振り返れば一目瞭然です。私たちはすでに「冷蔵庫」に依存し、「エアコン」に依存し、洗濯機・電子レンジ・車・・・全てに依存しているでしょう?

 

人間にとってテクノロジーへの依存を避けることはできません。だとすれば、高度な「対話型人工知能」が出現すれば、それに全面的に依存することになるのはもはや宿命なのです。

 

そしてこの「対話型人工知能」への依存は、これまでのテクノロジー依存とは一線を画した、致命的な喪失を人間にもらたらすことになると思われるのです。

 

 

●なぜ「対話型人工知能」への依存が「霊性喪失」となるのか

 

高度な「対話型人工知能」は「人間と対等」の関係になり得るし、それへの依存はそのまま「コンピュータ側を主としてしまう」というオコツトの警告通りになります。するとその先は「精神進化の完全な喪失」です。

 

なるほど、ChatGPTの発展・普及が「思考能力の低下」「創造性の低下」をもたらす・・・という指摘をしている知識人は散見されます。ですがヌーソロジー的にはそれどころではない、もっと深刻で致命的な「霊性喪失」を警告しているのです。。

 

なぜそうなるか分からない・・・と仰る人が大半でしょう。ですが正しくそこなのです。その様な状態こそが、高度な「対話型人工知能」によって「霊性喪失」に至る「必要条件」を満たしているのです。

 

ではそれとは真逆の状態・・・「なぜそうなるかよく分かる」と言えたのならどうでしょう? それは問題の本質を理解していることであり、それはそのまま霊性の何たるかを理解しているということになります。その様な人が簡単に霊性を奪われる筈もないし、それへの防備策も自然と身につけることでしょう。それがすなわち「意識進化」なのです。

 

 

●全ての人に必要な「内的テクノロジー」

 

オコツトによれば、コンピュータ・テクノロジーは「新しい精神を作り出すための必要な影」となります。

 

ヌーソロジーの「潜在化における偶数先手の原則」から見れば、意識進化に対しては必ずテクノロジー側が先行することになります。逆に言えば、テクノロジーから「意識進化へのヒント」を得ることも可能なのです。

 

では「対話型人工知能」が示す「意識進化へのヒント」とは何か?

 

それはずばり、「もう一人の私」の顕在化・・・ではないでしょうか。それが「人間」と「人間の反対」との交差。要するに「無意識」が顕在化を起こし、人間の意識(表層意識)に対して「見えるパートナー」となって、意識と無意識が「二人三脚」で生きる時代、「双子精神」で生きる時代が訪れるということなのです。

 

奇しくも今年2023年は「ψ11顕在化」の年、それは「他者側構造の目覚め」を意味していますが、統心はそれを「内側の他者との出会い」であると睨んできました。

 

そんなところに突如現れて来たChatGPT騒動。これぞ正しく、内側に潜む「もう一人の私」を目覚めさせる時代が来たと素直に読み解くことができるのではないでしょうか。

 

AI時代を生きる全ての人に必要な「内的テクノロジー」・・・そんな視点からヌーソロジーを、そして「もう一人の私」との出会いを探って行きたいと思います。

 

 

ご縁のある方のご参加をお待ちしております。

 

統心はあなたの中の「変換人」を産み出すお手伝いを致します。

 

ヌーソロジー・ビギナーの方でも聞いて頂ける内容です。

 

きっと楽しんで頂けるでしょう。

 

《お申込みはこちらから》