テーマ:哲学はなぜ“わたし”を見失ったのか?
・・・デカルトの切断と「意識の迷子化」の起点
●2025年、新シリーズ、ついに始動!
この4月より、関西ヌース講座は新シリーズ「意識の位置を問う旅」に突入する。
☆2025年度 年間テーマ
脳の中に“わたし”はいない・・・意識の位置、4次元は目の前にある
☆サブタイトル
“わたし”はどこにいるのか? 脳に閉じ込められ、物質に従属させられてきた意識は、いまこそその本来の場所に帰る・・・それは「目の前」だった。
価格も刷新、内容も一新・・・ここからの11回は、1年間かけて“わたしがいる場所”を問い直す構成となっている。
その“いる場所”とは、どこなのか?
それが、「わたしはどこにいるのか?」という問いである。
AI・脳科学・哲学・心理学・スピリチュアル…
現代のすべての思想はこの問いを避け続けてきた。あるいは見落としてきた。
しかし、ヌーソロジーはここにこそ核心があると確信している。
「わたしの場所」・・・それは、実は目の前にあるのではないか?
しかも、それは「空間」なのではないか?
この逆説的問い、すなわち「現代のコペルニクス的転回」に本気で挑む1年が、ついに始まる。
●第1回:デカルトの切断・・・「哲学の原罪」に立ち返る
初回の講座では、実在と思念を切断し、意識を迷子にした最初の哲学者・・・デカルトに焦点を当てる。
「われ思う、ゆえにわれあり」・・・この有名な命題こそが
“わたし”を思考の内側に閉じ込め、空間から切り離した原点だったのではないか?
ここから、「内在=主体」「外在=世界」という主客分離が始まり、哲学は迷宮に入り込んでいく。
この講座では、この切断こそが意識の空間構造を見失わせた最大の原因であるという視点を徹底的に検証する。
●構築される“私”、構造化された“世界”
デカルトの切断によって始まった「主観と客観の分離」は、カント、フッサール、ウィトゲンシュタイン、構造主義を経て、遂には脳科学へと回収されていく。
近代以降の思想は、「見られる現象」だけを語り、その背後にある「見る意識の位置」・・・すなわち“わたし”は、語られることなく沈黙させられていった。
いま私たちは、自分の意識の位置を“肉体の中”、それも“脳の中”にあると信じ込んでいる。だが、それは本当に正しいのだろうか?
もし、それが正しくないとしたら・・・“わたし”は、本当はどこにいるのだろうか?
●2025年版ヌーソロジーの核心・・・「位置の交換」の圧倒的共有に向けて
この1年、講座は徹底して問い続けていく。 「意識の位置は脳ではなく、空間にある」 ・・・この視点の深化こそが、すべての起点となる。
その入口として、まず明らかにすべきは、なぜ“わたしの場所”は失われたのか?という根源的な問いである。
この問いに答えられない限り・・・AIと脳科学による最終支配の構造に対して、自我も、哲学も、スピリチュアルも、本質的に抗うことはできない。
だからこそ、最初にデカルトを問う。 哲学史の“原罪”にまで立ち返り、失われた“意識の位置”を、再び掘り起こすのだ。
●2025年度全11回構成・・・すべては「位置の交換」へと向かう
この一年の講座は、以下のような構成で進行していく(現時点での予定)。
各回は、意識構造の「裂け目」に光を差し込むようなテーマで展開される。
※そして各回に、大系観察子「Ω」の序数を配置している。きっとオメガ領域から何らかの関与があるだろう。それも楽しみである。
〈2025年度 関西ヌース講座・全11回予定テーマ〉
Ω1)哲学はなぜ“わたし”を見失ったのか?・・・デカルトの切断と「意識の迷子化」の起点
Ω2)構成される世界・・・カントと現象の牢獄
Ω3)主観をつなぐ罠・・・フッサールと“間主観性”の幻想
Ω4)語ることの限界・・・ウィトゲンシュタインと“沈黙”の構造
Ω5)価値なき世界で立ち尽くす・・・ニーチェの反抗と意味の創造
Ω6)存在の呼び声・・・ハイデガーが目指した“存在の現”とは
Ω7)構造は“わたし”を消したのか?・・・レヴィ=ストロースと構築主義のゆくえ
Ω8)“主体”は幻想なのか?・・・脳科学・AIと自由意志の喪失、脳機能主義の欺瞞
Ω9)“わたし”は空間にいた・・・「人間の外面と内面」ヌーソロジー版コペルニクス的転回
Ω10)目の前が精神だった・・・“持続”としての意識空間
Ω11)位置の交換・・・哲学を越えた空間認識の地平、すべててはここから始まる
この全体構成を貫くキーワードは、「意識の位置はどこか?」および「空間そのものが“わたし”である可能性」である。
講座は毎回、独立した内容として展開されるが、最終的にはすべてが“位置の交換”という一点に収束していく構造となっている。
毎回、感動と情熱をもって、盛り上がっていくつもりである。
●京都と大阪、それぞれ違う「場」で同じ問いを共有しよう
京都ライブは“感覚”の共有
会場の“場の変容”とともに、言葉にならない何かが開かれる。
直観を深めたい方にオススメ。
価格も2000円であり、大阪への流れを準備するプレ講演の位置づけである。
大阪レクチャーは“構築”の共有
スライドやテキストで、構造と論理をじっくり伝える場。
思考を整理したい方にオススメ。
大阪は新価格3000円で装いも新たに再スタートを切る。ちょうど大阪万博2025の同年同月に出発できることは意義深い。
●2025年4月度講座は「意識の空間性」への入口となる回!
今年の全11回の旅、最初の一歩をご一緒しましょう。
興味ある方は、どなたでも大歓迎です。
この4月から、関西ヌース講座は全11回の新シリーズに突入していきます。
初めての方も、このタイミングからの参加がベストです!
とうしん勉強会は、初参加の方でもベテラン勢でも楽しめる「意識進化」のための空間です。
京都ライブと大阪レクチャー、それぞれ性質の違う教室なので、両方の参加もオススメです。
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