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2024年12月の方向性

テーマ:2024年総決算「そして始まる自分教の時代」

 

2013年のスタート時から、統心は「自分教ガイド」を名乗ってきました。

 

以下はその原点ともいえるブログ『自分教ガイド』第1回の記事(2013年9月19日)の一部です。

 

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さてさて『自分教』・・・

私がこのブログで皆さんと分かち合って行きたいのは究極の『自分教』です。

とてつもない『自分教』。例えて言えば、「自分自神」を信仰するような境地です。

 

何十年も前、真理探求初期の段階から直感的にそうではないかと思っていました。そういう結論になるのではないかと。

 

しかしながら私は回り道をしました。それ以外の石橋をみんな叩いて壊して来たような道程でした。その一方で、理論的な基盤がなければ力は生まれませんし、人と分かち合うこともできません。

 

ですがようやく確固たる自信と理論的基盤が整いました。

それはおいおいこのブログの中でシェアしていきたいと思います。

 

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これがデビュー当時の統心の心境だったんですね。自分教、自分教、ただひたすらに自分教…だったのです。

 

自分大好き。趣味は何ですかと問われたら、迷わず「自分です!」と答える統心でした。

 

もちろん、これは流行のセルフヘルプ系スピリチュアルにかぶれたからではありません。それどころか、幼少期、園児の頃から「自分=存在」という感覚があり、ハイデガー哲学や実存主義、例えばキルケゴールの「単独者」といった思想には自然と共感していました。

 

さらに、後に知ったフィヒテの「絶対自我」の哲学は、統心の「自分教」と思考線が一致していると感じます。

 

 

●「自分教」の変容と回帰

 

しかしながら、ヌーソロジーの探究を進める中で、自己の位置が「前」へと移動し、現実界やモノ自体との一体感が深まるにつれて、それまでの自我感覚が薄れていきました。

 

それに伴い、「自分教」への情熱も一時的に後退していったように思います。

 

ところが最近、再び「自分教」というテーマに立ち返る必然性を感じています。

 

それはヌーソロジー本論における解説でよく出てくる以下の言葉

 

「自我とは「他者の他者」である」とか「他我化」…に関してなのです。

 

ヌーソロジー解説の流れの中で、偶数系・潜在化の領域において、他者視線や言語、客観性が先手を取る中、後手として存在させられる「自我」感覚とは、やはり「他者の他者」となるわけです。

 

そんなワケで、レクチャーの中でも「人間は他者の他者として自我を感覚化させる」とよく伝えて来ました。

 

ところがです…どうも私自身を内省するに、勝手が違うようなのです。

 

私の場合は「自分が見ている自分」という感覚の方が、どうみても近いのです。というか、ほとんど「自分が見ている自分」なんです、24時間・365日。

 

まぁ2013年からはコ○ナ禍に先行すること7年の「引き籠もり」生活をしてきましたから、ますますその傾向が研ぎ澄まされていきました。

 

私が感覚化してる「自分」というのは、キルケゴールの「単独者」やフィフテの「絶対自我」に近いものだった…と今にして思えるのです。これは「他我化」の「自我」ではありません。

 

 

●「AdS/CFT対応」と「自分教」

 

現在、コーセンさんが熱中している「AdS/CFT対応」理論とも関連があります。私の「自分教」は、まさに「CFT空間」に該当するものでした。

 

一般的な「dS空間(自己先手)」としての自分教は重要ですが、それを強調しすぎるとスピリチュアル的な「一人一宇宙」と混同され、真の帰還点である「CFT空間」とは異なる方向に進んでしまう危険があります。

 

「dS空間」で自己の感性をイキイキと発見することは重要ですが、統心の「自分教」はそこからさらに反転し、「CFT空間」の視座を取り戻す必要があると考えます。

 

それがいよいよここにきて「自分教」に回帰する時が来たのだなと思う理由です。

 

 

●12年の旅路の締めくくり

 

2025年から始まる「位置の転換」が開始する前に、いま再びこの出発点に戻って来たのはやはり必然だったのではないかと思っております。

 

2013年より出発した「自己側顕在化12年」の道は、2024年を経て、すべて出発点に戻って来ました。それは次のような回帰を象徴しています。

 

・ユダヤ一神教を捨てて…真の一神教(偶像崇拝禁止)に戻る

 

・言語(人間の内面)を捨てて…真の言語(生成する言語)に戻る

 

・自分教を捨てて…真の自分教(絶対自我・単独者)に戻る

 

同様のことは他にもあるかも知れません。

 

皆さんにおかれましても、出発時点に捨てたものをもう一度振り返るというプロセスがきっと生じていると思います。

 

 

さてそんな2024年の締めくくりとして、そして顕在化12年の集大成として、このようなテーマを今月の教室で共有したいと思います。興味のある方はぜひご参加ください。

 

忘年会も兼ねて、12年の旅路を共に振り返り、新たな一歩を踏み出しましょう!

 

初めての方、久しぶりの方、大歓迎。お待ちしています。