2023年9月度教室のご案内

今月のテーマ:「位置の統一化」について

~ 「作られた側」から「作り出す側」への変容 ~

 

前回のメルマガでも書いたが、オコツトの言う「顕在化のプロセス」は

 

位置の交換。

位置の等化。

位置の中和。

位置の変換。

位置の転換。

位置の等換。

位置の融和。

位置の統一化。

位置の同一化。

 

これを見ると最終段階は「位置の同一化」となっている。

 

コーセンさんによると、これは「ψ11~12」の顕在化として解釈されている。

 

その前段階である「位置の統一化」は「ψ9~10」の顕在化となる。

 

ヌーソロジーを深く探査して気づくのは、「ψ9~10」顕在化の重要性だ。

 

「9~10」段階をヌーソロジー用語で「調整質」という。

 

そもそも「人間の転倒性」の本質は、この調整質にある。

 

『上次元の調整質「Ω9~10」の働きによって下次元に転倒領域が発生する』

 

これが「人間型ゲシュタルト」の起源であり、「調整期6500年」の意味である。

 

聖書にある「失楽園」の物語や、古事記の「ヒルコ誕生」「イワナガヒメ追放」など

 

これら神話エピソードの本質は、どれもこの「人間の転倒性」である。

 

それを「潜在化」と呼んでいる。偶数系観察子が先手となっている状態だ。

 

ありていに言えば、「作られた側」に閉じ込められているということである。

 

「作り出す側」が全く見えていない。その存在に気づこうとすらしない。

 

 

「9~10」段階の転倒・・・つまり人間においてはその機序が「10~9」になっているということ。

 

人間の成長や発達(心身共に)、また歴史的な進化の道のり(生物的にも文明的にも)

 

これらのプロセスはすべて「10~9」・・・「潜在化」として進行してきた。

 

すでに「作られた」領域における動勢なのだから当たり前である。

 

それらの仕組みを解明し理解することはとても重要なことである。

 

だが「顕在化」は「まったく別のもの」であることを忘れてはいけない。

 

 

ところで「11」とは「9と10の等化」によって顕在化してくる次元であるが

 

それは「10~9」が「9~10」へと反転することでもある。

 

これがすなわち「位置の統一化」である。

 

最後の段階である「位置の同一化」とは、他者側に「位置の統一化」が起こることと言われている。

 

いわゆる「とういつ×とういつ=どういつ」。

 

「12」とは「*11」(スター11・・・他者側の「11」)のことでもあるから

 

「ψ11~12」の顕在化である「位置の同一化」とは

 

自他双方に「位置の統一化」が起こり、相互了解をもたらした結果であると言える。

 

このことからも、より重要なのは「位置の統一化」であるということが分かるだろう。

 

 

「9~10」段階の顕在化によって見えてくるのは

 

・「時間」をもたらす仕組み

・「言語」をもたらす仕組み

・「貨幣」をもたらす仕組み

 

などを挙げることができる。

 

想像してみてほしい。これらそれぞれにおいて「作られた側」から「作る側」に転回するということを。

 

今回はあらためて「位置の統一化」次元としてこれらを整理してみることにしよう。

 

なかでも「言語」において「オノマトペ」の問題が出てくるだろう。

 

「ぴかぴか」「つるつる」「ねとねと」・・・

 

「擬態語」とか「擬音語」として知られている「オノマトペ」。

 

何を隠そう日本語は、数ある言語の中でもこの「オノマトペ」の数が多いことで知られている。

 

逆にオノマトペが極端に少ないのが英語だというのは面白い。

 

だから当然、西洋中心の言語学の流れにおいて「オノマトペ」の意義は低く扱われている。

 

どうやらこのあたりにも秘密がありそうだ。

 

※「オノマトペ」は面白い。対象を「前」で直接感じることができる。

「オノマトペ」においては、「主客一致」している様だ。

「オノマトペ」については、また別の機会に深くとりあげるつもり。

 

 

そして「ヌーソロジー実践派」トウシンがそこで終わるワケがない。

 

「位置の統一化」について「実践的」な内容を共有していきたい。

 

それが前回メルマガにも書いた「直交関係の悟り」である。

 

「対立する二項」が葛藤を起こす時、それは「無知」が原因に他ならない。

 

葛藤を終わらせるのは、根性でも体罰でも犠牲でもない。

 

それは「理解」なのだ。「理解」が葛藤を終わらせる。

 

「顕在化」とは「理解力」とも言えよう。

 

「直交関係」を悟ろう。

 

その時、あなたは人間を卒業する。

 

 

興味がある方はどなたでもお越し下さい。

 

とうしん勉強会は、いつでも初めての方オッケーですよ。

 

 

 

★9/26(火) 京都教室ヌースライブ

場所:ウィングス京都 会議室11(地下)

午後6時半~9時

 

◎京都教室はライブ感覚重視

統心のフリートーク中心に自由にやっています。

毎回楽しい会となり、とても好評です。

 

※京都は「場の変容」を体験する実験的ライブです!

 

 

★9/30(土) 大阪教室ヌースレクチャー

場所:江之子島文化芸術創造センター ルーム8

午後1時半~5時

 

※今回はいつもと同じ「阿波座」です。

 

◎大阪教室はビデオ撮りするレクチャー形式

テキスト・スライドを作り上げ、構成しっかりで臨みます。

時間もゆったりで、アフターも楽しいです。

 

※構築美の大阪レクチャー、懇親会も盛り上がります!

 

※京都&大阪のW参加で意識進化をブースト!

 

 

・定員20~30名(制限がなくなりました)

・体調の悪い方はご遠慮ください

 

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