★テーマ:2022年度上半期総集編プラス!
~「世界はない」と「中動態」をマスターせよ!~
毎年7月度の恒例行事、上半期総集編です。
ひたすら「前」に導かれて歩み続ける関西ヌーソロジーの顕在化教室。
道なき道を開拓しながら、気づけばその歩んだ道が「顕在化道」となって姿を現す・・・。
本当に不思議です。もう慣れっこで、すっかり職人になってしまいました。
どうやら感覚が変わってしまい、それに伴う情動もすっかり変化したようです。
「思考によって認識を変え、認識を変えることによって今度は感覚を変える・・・・・・、そして、感覚の変化はあなたがたの感情さえも凌駕し、人間の意識全体を全く別のものへと変容させていくのです。意識進化とはそういうものです」
byオコツト・・・『2013:人類が神を見る日』P149
・・・をまるで地で行くような展開になって来ました。
2013年より着実に「意識進化」を目論んで来たのですから、当然といえば当然なのですが、
感覚の変化が情動の変化までもたらしているのに気づいたのは最近かも知れません。
それが上で少し書いた「(ルーミック)キューブ感覚」です。
着実に「人間ではない別のもの」への移行が始まっています。
感じ方が、もう違うのです。すっかり変わってしまいました。
このメルマガ読者であり、とうしんコンテンツを追いかけてくださっている稀少な皆さんにも、確実にそれは訪れます。いや、もう始まっている方も多いでしょう。
2022年、取り扱ってきたテーマは
1月:2022年の展望・・・とりかえばや物語(男女逆転)
2月:知覚空間を開く・・・ニュートン vs ゲーテ
3月:戦争と変換人・・・アーリマン vs ルシファー
4月:カント哲学再考・・・feat.カント
5月:波動と渦・・・feat.シャウベルガー・渦理論
6月:中動態の世界・・・feat.國分功一郎
7月度、総集編。総集編を舐めたらいけません。
総集編は、この半年間に渡って開拓してきた「顕在化」の断片を
ここらで復習かつ整理・統合し
一挙に立ち上げる「棟上げ式」みたいなものです。
そこに「プラス!」の味付けが入る。
今回のプラス!は、マルクス・ガブリエルです。
今回のために彼の著書『なぜ世界は存在しないのか』を読み込みました。
ドイツ出身の若き哲学者M.ガブリエル(1980生まれ)
彼が「若き天才」として、突然大ブレイクした理由がよく分かりました。
そしていまこそ、彼の主張「世界はない」・・・がとても重要なのが分かります。
みな世界を勝手に作っているのです(妄想)。
みな世界の断片しか知ることができないのに
その世界があると思い込み、その世界の真実を主張しようとします。
世界を「外から」眺めることなど原理上不可能なのに、世界を知った気でいます。
「世界がある」と思い込むことは、そういうことです。
そしてここに「争い」が生じる原因があります。
どこもかしこも争いばっか。分断、闘争、誹謗中傷、暴露、陰謀論、くだらない妄想・・・。
「平和の為の戦争」が止む気配は一向にありません。
ますますエスカレートしています。
当たり前です。だって人間だもの・・・。
人間を卒業した存在、変換人に「世界」は存在しません。
「世界」は知覚空間を開くのに邪魔になるのです。
これは顕在化とは真逆です。
人間を卒業し、世界を捨てて、共に「終活」をしましょう!(爆)
半分冗談、半分本気。
「顕在化」のためになぜ「世界」が邪魔になるのか。
その辺りを共に探究していきましょう。
関西ヌーソロジー研究会の皆さんは2022年の方向性を確実にモノとし
早くも2023年に向かって歩みだすことができると思います。