~「自我構造」の解明、マトリクスを見切りネオとなれ ~
2021年「位置の等換」の年は、ψ9思形が顕在化を始める年でした。それは「時間の負の方向性」という新種の概念の発見に集約されています。負時間とは「時間を作り出す方向性」のことですが、この発見はそのまま「お金を作り出す方向」となり、「言語空間を作り出す方向」となります。
「言語空間を作り出す方向」が統心に降りてきたのは、11月号「ピダハン本」との出会いからでした。「人間の外面」に生きるピダハン語という特異点が、逆に「人間の内面」である「自我構造」が「言語空間」であったということを反証で示してくれたのです。言語空間とは情報空間のこと。
自我構造を見破るために必須の理論が三つ登場します。「受動意識仮説」では、これまで能動性とされてきた「自我」が実は全くの「受動性」であったことを知る。「統合情報理論」によって意識の本質が「統合性と排他性」であることを知る。「ベイズの定理」によって「事後確率」の原理を知る。
「受動意識仮説」と「統合情報理論」、そして「ベイズの定理」。この「三種の神器」が揃って、マトリクスである人間の内面を見切ることができます。その意識は、マトリクスを自由自在に飛び回るネオの如くです。そうです、あなたもマトリクスを見切ってネオとなるのです。前回に続く、2021年のフィナーレとして輝く内容。この回を経て、次の2022年が始まるのです。