◆今月の定例ヌーソロジー教室/大阪・京都
テーマ:「ねじれ」について熟考する
二元対立の解消、そして渦とフラクタル
お陰様で先日開催された静岡古民家リトリートは大成功でした。
そしてアニマンダラさんから講演ダイジェスト動画が公開されました(上記)。
全体の雰囲気も素晴らしいですが、2人で3時間のレクチャーを30分に要約した編集が大変素晴らしい。
見ていただけると分かるのですが、ここにもたくさんの「ねじれ」が登場します。
もともと「思形と感性の火花散る祭典」などと題して、2021年ψ9思形と2022年ψ10感性の架け橋をというコンセプトで開催されたリトリートなのですが
意図せず至る所に「ねじれ」を発見することができました。
・ヌーソロジーサイドの講演者である統心が、ヌーソロジーをほとんど出さない(笑)
・アニマンダラサイドの天海さんが、ヌーソロジーを前面に出した講義になっている
・理念や概念よりの統心が、「情動全開」の話をしている
・生命や呪術よりの天海さんが、「知的な構造論」に特化した話をしている
とまぁ、天海さんと私の講演にもたくさんの「ねじれ」が見られました。
ですが2人に共通しているのは
「ねじれは認識するだけでオッケー」
という本質的理解へと至っていることなのです。
対談ダイジェストの中にもそれは出てきます。
「ねじれ」は決して争いの原因ではなく、むしろ「高次の理解と和合」をもたらすのです。
「ねじれ」を認識すること自体が変換人になること・・・という天海さんの意見に私も100%合致です。
先の「マスク民」についても、私はただ「ねじれ」を伝えたかっただけです。
でもこの「ねじれ」が分かるようになるとどうなるでしょうか。
その意識は全く「別のもの」へと変化していくことになります。
現象に対する深い理解と共に内的平和が訪れます。
内的平和はまた深い叡智を呼び起こします。
言わば「悟りのスパイラル」とでもいうような状況へと。
その様な意識は次第に「理由や言い訳」を探そうとする姑息な人間的自我とは縁がなくなり
目の前の現象をただありのままに認識し理解する様になります。
その様な意識はすでに「流れる時間」の中には留まらず
「流れない時間」つまり「永遠の相」の元に全てを認識する様になります。
「ねじれ」を認識することがどれほど大切か、その一端でも伝われば幸いです。
そしてこの「ねじれ」とは、すなわち「空間の反転」のことなのです。
だからヌーソロジーなのです。ヌーソロジーしか勝たんwww
今月の関西ヌース教室では、この「ねじれ」についてヌーソロジー的に深堀していくことにしましょう。
そしてそこには「渦」と「フラクタル」の問題も出てきます。
渦は胎蔵界曼荼羅(タイゾウカイマンダラ)、フラクタルは金剛界曼荼羅(コンゴウカイマンダラ)
ψ9思形とψ10感性のステージである「調整質」とは
渦を巻き起こす胎蔵界曼荼羅の様なものです。
そして生命現象である「動的平衡」も。
生命とは、正反真逆のプロセスがぶつかりあう現象であり
決して固定的なものではない、というのが動的平衡。
創造と破壊のプロセスが同時進行して平衡状態にあるのが私たちの生命でありカラダなのです。
生命体である私たちのカラダは、決して固定的(ソリッド)な物質ではなく、むしろ激しく流動する気体(ガス)の様な、ダイナミックな状態なのです。言わば「ガス人間」ですね。
これも「ねじれ」に他なりません。
「ねじれ」は生命のダイナミズムでもあり、個と全体を繋ぐ様相でもあるのです。
この深き「ねじれ」の世界を探求し、人間を脱して変換人意識へと至りましょう。
そんな目論見で今月の教室を開催したいと思います。
久しぶりのコロナ規制全面解除です。
再開を楽しみましょう!