◆今月の定例ヌーソロジー教室
10/27京都・10/31大阪
テーマ:二極化の本質
~内外それぞれの二極化を見極めよ~
格差社会の到来が言われて久しいですが
ここ最近、とくにスピリチュアル界では「二極化」の話題で持ちきりです。
しかしその大半の主張は「イケてる・イケてない」「勝ち組・負け組」の範疇を出てない様子。
それを突き詰めると終末論の変化バージョンでもあり、相変わらず商業主義に回収されています。
現状への不満とルサンチマンを抱えた「救われたい」人々が
外部の権威や栄光に依存するという形式。
何とも救われがたい構造。
ヌーソロジーにおいては、人間の本質である「無意識構造」に絶対的な信頼を置きます。
そして、その無意識構造から生成してきた生命・肉体・地球にも絶対的な信頼を置いています。
無意識構造とは「アカシックレコード」などと解釈されることが多いですが
確かにそうなのですが、その表現ではレコードを読むこちら側(人間側)に主体があるような感覚(主観性)が残りそうです。
主観性は自我を強め、物質主義を進め、一神教精神に囚われてしまいます。
そうではなく、その反対側、反転側・・・ヌーソロジーではそこに「霊」という表現を使います。
いつも言ってることですが、「霊」とは「全体」です。一即多・多即一の領域。
「全体」という言葉は「全体主義」と勘違いされやすいですね。
別の言い方をすれば「共同体」ということができます。共同体精神。
半田さんは最近のツィートなどで
宗教によって「霊」が滅ぼされ
科学によって「心魂」が滅ぼされ
いまやコンピュータによって「肉体」が滅ぼされようとしている
と、シュタイナー思想の「霊・魂・体」を元に語っておられます。
いまの人間は霊を失い、心魂を失い、いよいよ肉体まで失おうとしているのです。
この「肉体まで奪われる」というところに、「外側の二極化」の本質があります。
そうです、ヌーソロジーにおいても「二極化」は重要なテーゼ(命題)としてあるのです。
それと、ヌーソロジーにおける「二極化」にはもう1つ、重要な側面があります。
それは「内側の二極化」です。これは絶対に外せない。
内側に「別人」を作ること・・・半田さんはいつもこう言われます。
ヌーソロジー実践者として、統心はこの言葉の意味がよく分かります。
私はこの「内側の二極化」を「双子精神」などと表現しつつ
ずっと探査し、試行錯誤と実験を続けて来ました。
それ故、いま「二極化」が騒がれ出しているのを聞くにおよび
何というか・・・あの人達(動画などでよく語っているスピリチュアルな人達とか)って・・・
う~ん、確かにアンテナは凄いね!と思ってしまいます(笑)
「霊」は全体ですから、時期が到来すれば、そりゃそういう情報を一斉に受け取ることでしょう。
それはいいのですが、大切なのは「構造」です。
「構造が弱いとルシファーに回収される」
先日のヌースビギナーズラック動画の中で半田さんが語られていたことです。
本当にそう思う。構造(カタ)が大事。
そしてカタを身につけるには、繰り返しの稽古が必要だったりします。
今回はこの「二極化の本質」として
この「内外の二極化」と大切な構造(カタ)について語って(カタッテ)行きたいと思います。
これは前回までの経済論を進める上でも大切になります。
MMT理論もまた、このカタによる理解と実践がキモだと思われます。
ということで、統心流経済論のおさらいもさっとやっておこうと思います。