◆テーマ:「変換人の心象風景2」~同一性の解体について~
先月に続いて、変換人の内面を浮き彫りにしようとする回。
前回は「時間概念」を中心的に取り上げました。
とくに因果律の逆転について
早い話、「宇宙は人間から始まった」という
従来の常識的な見方とは、ひっくり返った変換人の世界観について
科学的な情報も交えながらダイナミックにご紹介いたしました。
これだけでも腑に落ちると、天地がぐらつくぐらいの衝撃を覚えます。
実際に参加者の中には、そのような感動を伝えて下さる方もおられました。
さて今回は「同一性の解体」、変換人の論理構造を取り上げようと思います。
同一性とはいろんな表現ができるのですが、例えば・・・
これはこれ、それはそれ、男は男、女は女、善は善、悪は悪・・・
結局のところ
わたしはわたし、あなたはあなた
ということです。
は?・・・それって、当たり前じゃん。何を言ってるの???
はい、その通り。当たり前、ということです。
それで、その当たり前を解体せよと。
え?・・・もしかして、男は女、女は男、善は悪、悪は善ってなるの???
はい、そして、あなたはわたし、わたしはあなた。
???
ヌーソロジーは「空間認識の反転」をもって認識が変わり
それが感覚を変え、感情や意識全体を変容させる、と説きます。
この「同一性の解体」も「空間認識の反転」に伴うものであり
要は「自我の解体」と同じ意味になって来ます。
さてさて今回はどのような内容になるのでしょうか。