~ マージナル・マンとアバターの顕在化 ~
毎年恒例、1月教室はその年の展望を見る回。2013年から毎年1つずつ次元観察子を顕在化するハーベストプログラムにそって、ひたすら顕在化道を歩んで来た統心と関西ヌーソロジー研究会。11年目となる2023年は「ψ11定質」が顕在化を起こす年となる。そこで前半は「11」の構造を徹底的に解説する。
「11~12」は「意識進化の最終段階」と言ってもいいステージ。それを「位置の同一化」という。「9~10」までの全プロセスである「位置の統一化」を今度は他者サイドから反復する次元。そのため、ここで「11~12」の構造を知ることは「1~10」の流れをすべて概観することになる。この前半の解説は「ヌース初心者にも響き、かつベテラン勢をも唸らせる」統心流解説の真骨頂。あたかも「初心者とベテラン」の意識が等化されるように。このこと自体が「他者側にも顕在化の風が吹き込む年」である2023年の働きを表出している。
「11」の構造から今年は「内側の他者」と出会うことになるだろうと睨んだ統心だったが、1月1日から早速事件に巻きこまれる。それが『正月早々、アバターでやっちまった事件』。2022年12月に公開された映画『アバター2』を元旦に鑑賞した時のハプニング話ではあるが、統心の読み通り、ここには無意識領域からの実に深い内容が示唆されていた。先のオンライン講演で初披露した話だが、ここではさらなる解説を試みる。高次元漫談師・統心の面目躍如である。
最終章ではこれまでにないほどの統心節が炸裂する。今回のレクチャーの最初に統心は「大放言」をした。「私は二つになりました・・・その道をあなたに示したいのです」と。クリシュナムルティ33歳の時の「私は一つになりました」大宣言へのオマージュではあるが、統心の場合は「二つになりました」である。このことの真意がラストに炸裂する。想像を超える「新しい生き方」の提案。ヌーソロジーの構造を元に10年以上地道に顕在化道を歩んで来たがゆえ、「人間を超える」発想が「前」からどんどんと湧出してくるのだ。本気で「意識進化」に取り組む人は是非とも耳を傾けてもらいたい。
これほどの作品を毎月産みだし続けられること自体に、本人が驚き呆れている今日この頃である。
コメントをお書きください